京都市バス車両動向（2010年度） - えふえふ交通のブログ

　京都市バス（京都市交通局）では、2010年度末に車両異動を実施した。本年度は、昨年度に引き続いて車両更新期間の延長（15年→18年）を継続したため、2両の新車導入と2両の廃車に留まった。

　導入された新車は、日野ブルーリボンシティハイブリッド（型式：LJG-HU8JMGP）の2両である。同車種は昨年に引き続いての導入だが、マイナーチェンジが加えられている。外観上の違いとして、ホイールが8スタッドボルトからISO対応10スタッドボルトに変更されていることが挙げられる。LED行先表示器の搭載などは引き続き行われた。2両とも梅津営業所に配置された。

　廃車となった車両は2両のみである。1両は梅津京阪の6221号車（型式：KC-LV280L）で、同型式は昨年に続く除籍で、状態不良に伴う除籍と思われる。もう一両は梅津の874号車（型式：KL-LV280N1改）である。同車は、2010年1月に32号系統で運用中に電柱に衝突する事故を起こして大破し、修復されることなく廃車された。これは、市バスのノンステップバスでは初めての廃車となった。

　この他、12両の転属が発生している。なお、2011年3月のダイヤ改正に合わせる形でで、車いすリフト付を搭載する車両のリフトを使用停止し、「ふれあい号」のヘッドマークを撤去している。これに関連する形で、リフト付き車両の転属が目立つ。

■新車（2両）

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