京都市バス車両動向(2009年度)
京都市バス(京都市交通局)は、2009年度末に車両異動を実施した。本年度から、交通局の財政健全化のため、車両更新期間の延長(15年→18年)を行い、新車導入は2両留まった。
本年度導入の新車は、日野ブルーリボンシティハイブリッド(型式:BJG-HU8JMFP)の2両のみである。同車種の導入は初めてで、ハイブリッドバスの導入は1996年度に導入された日野ブルーリボンHIMR(6421~6425号車)以来13年ぶりとなる。また、この2両の大きな特徴として、大型車では初めてLED行先表示器が採用されている。従来の方向幕車と同様、前後共に大型の行先表示器を備える。この他、過去に導入されたブルーリボンシティと異なり、バンパー部分も緑に塗装されている。2両とも梅津営業所に配置された。
新製車2両の導入に伴い、同数(2両)が廃車となった。対象となったのは1995年度導入のいすゞキュービック(型式:KC-LV280L)の2両である。前述の通り車両更新期間が延長されたことから、2両の状態がよほど悪かったものと見られる。
上記に加え、営業所間での車両転属が発生しているが、例年と比べると小規模に留まった。
■新製(2両)
BJG-HU8JMFP (2両)
2272 梅津
2273 梅津
■除籍(2両)
6265 KC-LV280L 九条
6303 KC-LV280L 九条
■転属(12両)
6075 梅津→九条
6397 梅津→九条
6398 梅津→九条
190 横大路京阪→横大路阪急
191 横大路京阪→横大路阪急
924 洛西近鉄→洛西阪急
925 洛西近鉄→洛西阪急
926 洛西近鉄→洛西阪急
1151 洛西阪急→洛西近鉄
1172 洛西阪急→洛西近鉄
1567 九条京阪→横大路MK
2090 横大路京阪→横大路阪急