えふえふ交通のブログ

京都のバスと、鉄道と。

93系統(and特93系統)の運行経路

京都市バス93系統(を中心とした)運用調査ですが、
少しでも多くの人が分かるようにまず運行経路について書いてみます。
 
●図1 93系統及び特93系統の運行経路(平日)
イメージ 1
 
●図1 93系統及び特93系統の運行経路(土休日)
イメージ 2
93系統及び特93系統の運行経路は上図の通りです。
なお、嵯峨瀬戸川町~嵯峨小学校前~嵐山~嵯峨瀬戸川町の回り方は、
平日は反時計回り、土休日は時計回りとなっております。
これは、嵐山長辻通の交通規制の関係に伴うものです。
 
運行経路の説明に入る前に、
担当営業所の紹介したいと思います。
なぜ担当営業所の説明が必要かというと、
これが運行経路のパターンに関わるからです。
93系統及び特93系統は通常梅津営業所(以下梅津)が担当しています。
ただし、両系統とも京阪バスへの民間委託がされており、
京阪バスの運転手が交通局の制服を着て乗務しているという不思議なことが起こっております。
また、使用車両も指定がされております。
ただし、早朝の便は錦林車庫内にある烏丸営業所錦林出張所(以下錦林)が担当しており。
代走といわれております。
これは早い時間帯の送り込み回送の手間を省くためと思われます。
以前は93系統は錦林担当だったのですが、
民間委託化が関係しているのか梅津担当となっています。
 
では、経路説明に行きたいと思います。
93系統は「丸竹夷に押御池…♪」の丸太町通を横断するような路線となっています。
錦林担当時代は
「(出庫)~錦林車庫前~嵯峨瀬戸川町~嵯峨小学校前~嵐山~嵯峨瀬戸川町~錦林車庫前~(入庫)」
という運行経路で一往復して、錦林車庫に戻るようになっていました。
このパターンの運転は朝の時間帯にも現存していますが、
通常は平日だと、
「(出庫)~嵯峨小学校前~嵐山~錦林車庫前~嵯峨瀬戸川町~嵯峨小学校前~嵐山~(入庫)」
土休日だと、
「(出庫)~嵐山~嵯峨小学校前~錦林車庫前~嵯峨瀬戸川町~嵐山~嵯峨小学校前~(入庫)」
となります。
すなわち、
錦林車庫前発着ではなく嵐山・嵯峨小学校前発着となっていて、
嵯峨小学校前~嵐山間は経路が重複しています。
なお、入出庫するのは梅津営業所または山越操車場となっております。
図では分かりにくいですが、錦林車庫と比べたら梅津営業所や山越操車場のほうが圧倒的に近いです。
しかし、いちいち回送が発生するのも効率が悪いような…。
 
そんなわけで、梅津営業所入出庫の一部回送は特93系統として客扱い化されています。
梅津営業所を出庫し、最寄りの太秦天神川駅前を出発した特93系統は、
嵯峨小学校前(土休日は嵐山)から93系統に変わり、
逆に終点嵐山(土休日は嵯峨小学校前)についた93系統はそこから特93系統として
太秦天神川駅前、そして梅津営業所へと向かうようになっております。
 
さて、これだけで分かる人はすごいと思いますがww
とにかく運用がややこしいだけに、
鉄道と比べたら単一的そうなバス運用でも、
93系統なら調べがいがありそうで、
やろうと思ったわけです。
さて、有言実行といくのかな?